アンデスの音楽 大地の讃歌(小学生対象)

アンデスの音楽 大地の讃歌

上演スケジュール

上演時期
5月~6月
上演時間
70分(休憩あり)

アンデスの音楽-楽器紹介

サンポーニャ
スペイン語でパンパイプのこと。長さの違う葦や竹の笛を2列に束ねた管楽器。下端は節でふさがっており、ビンの口を吹くのと同じ原理で音が出る。大きさにより楽器の名前が異なる。
ケーナ
アンデスのフォルクローレ演奏に用いられる楽器の中で、もっとも有名な管楽器。葦や竹で作られたリードのない縦笛で、表側に6つ、裏側に1つの指孔があけられている。
チャランゴ
アルマジロの甲羅を共鳴胴にして作られた撥弦楽器で、2本ずつ5組の複弦が張ってあり、小型のため高い音域が出る。動物保護のため、今日では木製のものもよく見られる。
ボンボ
太い木をくりぬいたり、板を張り合わせて円筒にしたものに山羊や羊、牛などの皮が張ってある。肩から吊るして2本のバチで演奏するのが一般的。
チャフチャス
山羊や羊の爪を縦にたくさん結び付けてあり、手で振って音を出す。独特の雰囲気を醸し出す打楽器の一種。

グループ紹介-アンデス音楽を世界に広める「アカパナ」

アカパナとは古代文明のピラミッドの名前。リーダーのロランド・エンシーナスはケーナの第一人者で伝統的な楽器を復活させたり、各地の名曲を発掘するなどの功績で知られている。'99年に結成し、海外でも高い評価を得ていた「ムシカ・デ・マエストロス六重奏団」を'05年「アカパナ」に改名。豊かなボリビア文化と心を世界中に紹介し続けている。

  • 1992 ボリビア報道関係より“パトリア・マヒカ(奇跡の国)”賞受賞
  • 1995 ボリビア音楽家協会より“イリャ・デ・オロ(金のお守り)”賞受賞
  • 1996 ボリビア記者協会よりボリビア音楽への貢献を表彰される
  • 1999 ラ・パス市婦人協会より“金のプヤ・レイモンディ”賞受賞
  • 1999 ラ・パス市より文化勲章授与

菱本幸二 プロフィール

13歳でケーナ、シークに出逢い、大学在学中より演奏活動を始める。'90年~'96年ボリビアに滞在し、ムシカ・デ・マエストロス他数々の実力派アーティストと共演し、30枚以上のアルバムに参加。ムシカ・デ・マエストロス、アカパナとは数回にわたりヨーロッパ公演を行う。'01年にポプラ社の総合学習のほんでボリビアの笛紹介に掲載された他、'02年には日本教育図書センターのDVD小学校教育実践指導全集のボリビアの笛の紹介にも出演。'01年ラ・パス市よりボリビア音楽への貢献を表彰される。

アンデスの音楽監修にあたって 菱本幸二

“コンドルは飛んで行く”のメロディーやケーナの音色は、なんともいえぬ郷愁を感じます。この種の音楽は日本でフォルクローレと呼ばれていますが、その宝庫といえるのが南アメリカの国ボリビアです。そこで約40年前に生まれた現代的な演奏スタイルは近隣諸国やヨーロッパの人々に大きな衝撃与えました。アンデス・フォルクローレのほとんどが、このボリビア・スタイルの影響を受けているといえます。

ボリビアは、地形や環境が変化に富んでいる上に、地方ごとに古来の土着文化があり、さらにスペインの影響も強く受けたことから、驚くほど多様な音楽や楽器が生まれたのです。人々の生活は、フィエスタ(祭り)や音楽とともにあります。大地の神パチャママへ捧げるため、あるいはお祝いのために人々は集い、演奏し、歌い踊ります。そうしたボリビアの人々の力強いエネルギーを間近に感じた私は、その感動を日本のできるだけ多くの方に感じていただきたいと心より願っています。

アンデスにいだかれた国、ボリビア

南米大陸の西側を南北に貫く、雄大なアンデス山脈。七つの国にまたがるこの山脈の麓には、数多くの民族が、それぞれ独自の習慣や文化を持って暮らしています。ボリビアのある地域は、昔アンデスでもっとも古いといわれるティワナコ文明を築いたアイマラ族が住んでいました。現在では先住民であるアイマラの血を受け継ぐひとびとと約500年前にヨーロッパから移住してきた人々、そしてその両方の血を引く人々が一緒に生活しています。長くヨーロッパ人に支配されてきた南米にも19世紀には次第に独立する国が現れ、ボリビアも1825年、独立の父シモン・ボリバールにより独立しました。そのボリバールの名からボリビアという国名が付けられました。

小学校公演概要

本場ボリビアからやってくる実力派グループとラテンアメリカ・フォルクローレの楽しい世界を旅しよう!

音楽を通して地球の裏側と仲良しになろう!

優しさあふれるメロディーと弾けるリズム。珍しい楽器たちが活躍する歌あり踊りありの楽しいステージと音楽体験が言葉をこえたコミュニケーションを生み出します。

日本人にも親しみやすいメロディーは、どこまでも楽しげで、美しい。素朴な音色とリズム、鮮やかな民族衣装が子どもたちの心をとらえます。いっしょに声を上げ、いっしょに手を叩く参加型の音楽体験が、心に残る真の国際理解を生み出します。

プログラム
第1部 「コンドルは飛んでゆく」-伝統的な響きを中心に-
南米の人々は果物や野菜がたくさんとれると、神様への感謝の気持ちを込めたお祭りをして、唄ったり踊ったりしました。そんな昔から伝わる音楽を、珍しい楽器の数々を紹介しながら音色をお聴きいただきます。笛や太鼓が大活躍する楽しいステージです。
  • コンドルは飛んでゆく/アンサンブル
  • チュキアゴ/チョケーラ合奏
  • オマス-ヨス/シーク合奏
  • ピンキリャーダ/ピンキーリョ合奏
  • タルケアーダ/タルカ合奏
  • ママ・パンチータ/歌・アンサンブル
第2部 「ラ・マリポーサ~ちょうちょ~」-アンデスの祭り-
ボリビア音楽に欠かせない弦楽器チャランゴや打楽器ボンボなどが活躍する現代のフォルクローレ。唄あり踊りありの楽しいひとときをお過ごし下さい。みんなの知っているあの日本の曲も・・・。
  • ユンガス/チャランゴ ソロ
  • オタバレーニョ/アンサンブル
  • ブエラ・ア・テイ/アンサンブル
  • 花祭り/歌・アンサンブル
  • アンデスの祭り/歌・アンサンブル
  • セリア/歌・アンサンブル
  • 日本のうた/歌・アンサンブル
※司会と解説が入ります。演奏時間:1時間10分
※曲目、構成など一部変更する場合があります。